2枚の画像のdiff(差分)を簡単に調べる方法
2枚の画像のdiff(差分)を超簡単に調べる方法(id:mirakui:20110326:1301111196)という記事で、imagemagick を使用した方法が紹介されていました。
コマンドラインはちょっと、、、と思う方は、Photoshop でも同じようにして差分を確認することが可能です。
今回差分を調べようと思うのは、以下の2つの画像。目視で確認できますか?
この記事では、Photoshop を使用した方法を紹介します。もちろん、GIMPを使用しても同じ方法が使えますよ。
続きを読む写真のカラーノイズを除去する方法
ROBUSKEY for Photoshop Version 3.1 では、高精度な抜きの品質を追求した結果、カメラの特性*1によるカラーノイズの影響をうけやすくなっています。
具体的に見てみましょう。左がオリジナル画像、右がROBUSKEYで切り抜いた結果です。
この画像には、スーツの黒い部分にバックの緑が写りこんだ結果、緑色のカラーノイズが含まれています。
ROBUSKEYは、映り込みの除去精度を上げた結果、今回のケースのようなノイズとなっていた場合に、ノイズが強調されたようになってしまうことがあります。
この記事では、ROBUSKEYによる切り抜きを行う前に、予めカラーノイズを除去する方法を紹介します。
*1:カメラメーカによって絵作りの方向性が異なることも影響しています
ISP Film Color Miniature FREE
ISP Film Color Miniature FREE
地震のバタバタで紹介が遅れてしまいましたが、3月11日に「ISP Film Color Miniature FREE」というAfter Effects用プラグインを公開しました。
どんなプラグインかは、実際に見たほうが早いですね。
面倒なグラデーションマスクを作らず、フォーカス位置やエフェクト適用量を簡単に調整することで、箱庭効果を実現できます。
Film Colorシリーズの第1弾として、今回はこのミニチュアエフェクトプラグインをリリースしました。今後もこのような小ネタを随時リリースしていく予定です。
「こんなプラグインがあると嬉しい!」といったご意見がありましたら、コメントをお願いしますね。
動画クロマキー編集に、幅が広がります!
これまで、動画向けプラグインとして販売していた、ROBUSKEY for After Effects が、対応ホストアプリケーションを広げて、ROBUSKEY for Video として生まれまわります。
http://www.isp.co.jp/products/robuskey/movie/index.html
Premiere ProとFinal Cut Proに追加対応したクロマキー合成ソフト「ROBUSKEY for Video」が発売 - PRONEWS
従来のAfter Effectsに加えて、Adobe Premiere Pro (CS5以降) と Apple Final Cut Pro (7以降) でも、動作するようになります。
ISP Stereoscopic 3D が雑誌に掲載されました
昨年末に発売した ISP Stereoscopic 3D ( id:isp-image-d:20101217:1292550946 ) が、以下の雑誌に掲載されました。
- ビデオα 2011年2月号 (新製品レビュー)*1
関東学院大学の海老根秀之先生によるレビュー記事です。
- 出版社/メーカー: 写真工業出版社
- 発売日: 2011/01/22
- メディア: 雑誌
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- ビデオSALON 2011年2月号 (New Products)
ビデオ SALON (サロン) 2011年 02月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 玄光社
- 発売日: 2011/01/20
- メディア: 雑誌
- クリック: 1回
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- CGWORLD 2011年2月号 vol.150 (SOFTWARE CHANNEL)
CGWORLD (シージーワールド) 2011年 02月号 vol.150
- 出版社/メーカー: ワークスコーポレーション
- 発売日: 2010/12/27
- メディア: 雑誌
- クリック: 11回
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*1:リンク先でPDF版の目次が閲覧可能。
あけましておめでとうございます
2011年もよろしくお願いします。
昨年は、Photoshop CS5 の64-bit化対応や、ステレオ3D映像編集用プラグインなどのトピックがありました。
今年は、このような製品情報だけでなく、「画像処理ラボ」という名に恥じないような情報発信をしていきたいと考えています。
なお、画像処理に関する情報は、ISP imaging-developers というサイトでも紹介しています。こちらではクロマキー以外に、縮小・拡大技術についての研究成果も公開しています。
縮小に関連して以下の画像*1。みなさんの使用中のディスプレイでは、正しく表示されているでしょうか?
(同心円が1つだけ表示されるのが正しい状態です)
*1:CZP:Circular Zone Plate。周波数特性を測定するもの。